【祝☆見学再開!】
工事のため見学が中止となっていた江上天主堂が
2018年7月1日より見学を再開したようです。
詳しくは長崎の教会群インフォメーションセンターをご確認ください。
http://kyoukaigun.jp/visit/detail.php?id=15
タクシーで道無き道をひた走り、たどり着いた感のある江上天主堂。
そもそも「隠れキリシタン」の集落。人目につかない場所にあるのが当たり前。
それでも島の山の奥の奥にひっそりこんなかわいい建物があったら驚きますね。
なんでしょう?この女子力の高い外装。
これらはステンドグラスではなく、ただの透明ガラスにお花(桜?)の絵を描いただけだそうです。
江戸時代後期に外海から移住した潜伏キリシタンの4家族が、禁教の高札撤去後カトリックに復帰。信徒の家でミサをあげたていた。明治39年に簡素な教会が建てられ、その後対象6年に本格的な教会が着工された。建築資金は、キビナゴ漁などで得た収入を出し合い、教会建築の名工・鉄川与助の設計施工によって大正7年完成。柱の木目やガラスの花模様は手描き。木造教会の完成度の高さが評価され、平成20年に重文に指定。
五島市市長公室パンフレットより
江上天主堂は聖堂内が撮影禁止ですので、詳細は公式サイトなどをご確認ください。
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター
http://kyoukaigun.jp/visit/detail.php?id=15
旧五輪教会堂と江上天主堂。
二つの世界遺産候補を見んが為に五島まできましたが、ステンドグラスはこの2箇所にはありませんでした。
ステンドグラス屋としては残念な気持ちでいっぱいですが、前述したように、「なぜあれだけひどい目にあっても棄教せず、どんな思いで目の前の海を眺めていたんだろう」という、隠れキリシタンの目線を自分なりに感じることができ、それはそれで満足でした。
そうそう、五島の聖地を巡礼と称して徒歩で巡ろうなんてぜーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーったいに考えちゃだめです。
徒歩でなんて到底無理です。タクシーだってしんどそうな獣道を走ります。
(あなたがジョン・ランボー並みの特殊部隊出身なら止めませんが。)
ぜひ安全なツアーに参加してくださいね。
今一度ツアーのご紹介をしておきます。
「五島列島キリシタン物語~久賀島・奈留島編」
http://www.gotokanko.jp/contents/free_page/index42.php
これ以外のツアーもいろいろあります。
シーガルorソレイユで行く観光コース一覧
http://www.gotokanko.jp/contents/free_page/index22.php
ながさき旅ねっと
https://www.nagasaki-tabinet.com/course/62392/
五島列島キリシタンクルーズ
http://www.campanahotel.com/gotobus_top/pg565.html
木口汽船
http://www.kiguchi-kisen.jp/
さあ、奈留島をあとにして福江島に戻ります。