ミラノ大聖堂へ向かう道すがらに出会う「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリア」ショッピングモールと呼ぶには華麗で上品すぎます。1877年完成。
いや~、美しいですね~。条例で突き出た看板は禁止です。店舗の看板の配色も黒と金と決まっています。電線もないしゴミも落書きもない、格調高き欧州の美意識を感じます。プラダの本店があります。
東京ディズニーランドのワールドバザールは、このガレッリアがモデルだそうです。
ガッレリア内で大きな通りが十字路になっている交差点の天井。この天井には4枚のフレスコ画があって、それぞれ4大陸を象徴しています。ヨーロッパ、アメリカ、アジア、アフリカだそうです。撮影し忘れました。
口をあいて眺めているとスリに会うので気をつけて。
この十字路の床には名物が。雄牛のモザイク。雄牛の股間のあたりを片足で踏んでクルリと一回転すると幸せになれるそうです(由来はこの牛のモザイク画はかつてのトリノの紋章で、その昔トリノに支配されていたミラノがその仕返しに牛の股間を踏んだ事から)。地元のミラネーゼ達もクルリとするそうです。もちろん私も回転しましたよ、クルリと!
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリア