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世界のステンドグラス

投稿日:2014/09/02 更新日:

世界のステンドグラス

友達が誕生日プレゼントに郵送してくれました〜。(嬉涙)
私がいつも本屋で買うか否かを迷っていたのを見ててくれたのね。
ありがとう〜!てるちゃん!初版だよ。

さて。
タイトル通り世界中のステンドグラスが紹介されています。

フランス、ドイツ、スペイン、イギリスあたりはレギュラー選手ですが、
変わったところでは、エジプト、イスラエル、イラン、ラトビア、インド、
エチオピア、モロッコ、エクアドル、キューバ等々あります。

これらはステンドグラスというより、色ガラスを使って、
それぞれのテキスタイルやモチーフをデザインしてる感じです。
カトリック教会だけではなく、モスクなどの寺院に入っているステンドグラスも紹介されてますね。

イタリアが意外と少ないのはちと残念でしたが、
私が今一番行って見たい「プラハ・聖ヴィート大聖堂」の画像を見つけた時はテンションが上がりました!
この大聖堂のステンドグラスのデザインはあの「アルフォンス・ミュシャ」なんですよ〜。

あのミュシャの滑らかな描線と柔らかな色彩(と、ちょっとエロチックな画風)が
どのようにステンドグラスに吹き込まれているのか、この目で確かめてみたいですね〜。

それからブラジルの大聖堂は、建築物自体が近未来(死語)というか、
祈りの場というよりエンタメ感覚が強く、
そこに見合った派手なステンドグラスがはめ込まれている印象を受けます。

(さすがにカーニバル風のステンドグラスはなかったけど、
丘の上にあんなに巨大なキリスト像を乗っけてしまう民族なら「この派手さ然り」と納得。)

もちろん欧州のオーセンティックなステンドグラスも多数紹介されていて、
参考資料にもなります。(但、解説文は皆無です。建築名と所在地のみ記述あり)

ステンドグラスをよく知らない方でも、芸術本として眺めていただけるし、
私などは「死ぬまでに見に行きたいステンドグラス一覧」の項目がまたどんと増えてしまいました。

さて、これを見ながら「世界のステンドグラスマップ」でも作成してみようかな、と。

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