ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリアを通り抜けると広場に出ます。
その左手に・・・
出た~!ミラノ大聖堂!(Duomo di Mirano)う、美しい~!!
【ステンドグラスうんちく2】
ステンドグラスはすべてのカトリック教会にあるわけではありません。
教会の建築様式によって違います。ゴシック建築の教会に設置されています。
(他にはロマネスク、ルネッサンス、バロック等あります)
ゴシック様式とは、神へ近づく信仰心を高めるため、細い縦長の尖塔を持ち、内部を明るくしてステンドグラスをはめこみました。縦へ縦へと伸びました。(細かく説明すると建築方法の発展など面倒な話になるので割愛します)
ローマ人が侮蔑を込め「ゴート式(野蛮な北部ゲルマン人の)」と呼んだそうですが、私はこのゴシック様式が心の底から好きなのですよ~♪
有名どころではパリのノートルダム寺院、ドイツ・ケルン大聖堂がそれにあたります。
大聖堂に入ります。聖堂内にはおびただしい数のステンドグラスが存在します。それも巨大で絵画のような豪奢なものが!
ひとつひとつ説明となると大変なので、割愛します。
ちょうど朝日がステンドグラスを透けて差し込んできたので、かなり美しく鑑賞できました。
祭壇の後ろに配置されたこのステンドグラスは3枚セット。
右から「新約聖書」「黙示録」「旧約聖書」の物語が描かれています。
15世紀の作品。すばらしいっ!!
ここは入場料とは別に料金を払って入れます。
16世紀のものだそうですが、とにかく絵画と見間違うほど精緻。一枚一時間くらいかけてじっくり眺めていたい一品です。
現代に近い作品は色彩が豊かだけど、なんとなくアニメっぽいな。
被昇天の聖母
聖母マリアがその人生の終わりに、肉体と霊魂を伴って天国にあげられたという信仰。(Wikipediaより)
なぜ「被」がつくのかといえば、聖母マリアとて人間であるので、キリストのように自ら天に昇ることはできない。キリストに引き上げられた故「被」を用いるのだそうな。ちなみに聖母マリアは60歳まで生きられたそうです。
東方の三博士の来訪
イエスがベツレヘムの地で誕生することを予言したアジアの三賢者が、イエスの誕生の祝いに駆けつけた場面。
外へ出て裏に回ってみます。
トレサリー(窓の透かし模様)が美しい~!